白髪と七夕と幕間
2009.07.10 (Fri) | Category : 過去ログ
白髪を抜くのが好きです。若白髪は家系らしい。
そして七夕終わっちゃったなあ。なにもしなかったなあ。
幕間について。
青国編では、すでに企画で出ているテイザーのSSと、あとユーラの両親のSSをはさむつもりなんですが、どこに入れたものか迷ったまま結局入れられていません。赤国編のときみたいに、あとから本編に組み込むことになりそうです。イデルSS「呼び声」もあとで手を入れて、組み直したいところ。書けなかったガルディスSSと、シャイオエユカSSも入れたい。
うーん、がちゃがちゃだぜ。最初の構成に従って書かないからこんなことになるんだ。
でも、雲は最初、だいたい書き終わった状態からサイト公開をはじめました。創作ができなくてもがきまくっていた頃で、途中で挫折して傷つくのがこわくて、完結が見えた作品じゃなきゃ展示する勇気が出なかったんですね。最初の筋はこうでした。今とはずいぶんちがうので、書き出してみます。
:初期雲:
リルザとユーラが赤にさらわれる→リルザ起きて、ユーラと緑へ戻る旅のはじまり→ギギと会う→迎えに来たガルディスと合流→色々ケンカしてキレたユーラが逃げ出す→リルザが追う→仲直りして緑に帰る。
ラブラブになって終わるわけじゃなく、ふたりの仲はこれから~みたいな感じで終わるはずでした。華姫の秘密とかもろくに明かされません。ギギは闇術師ではなく根無しの冒険者で、ユーラのよい味方。リルザは今よりは厄介じゃなくて、時折リーゼになるくらい。ガルディスはいやなやつで、ユーラをいじめる役(´・ω・`) 性格はみんな今と同じなんですが、立ち回りや状況がちがうとかなり違って見えるのが興味深い。
中編くらいで考えていたし、用意した謎を全部解かなくてもいいと思ってたんですね。もともと、そういうのをちょろちょろ小出しにするやり方が好きだったので。気が向いたら参の城に戻ってからの続編を書けばいい、エピソードごとに完結してるほうがいい、そう思ってました。今もそのやり方が好きだし、できるならそのほうがいいんですが、もうだめだな(笑)
雲の目標は「完結させること」で、だから最初は自分が書ける範囲におさめるつもりでした。重たいテーマを、しかも複数盛り込めば、経験上収拾しきれなくなるに決まっています。欲は出さずにいこうと。でもいざ展示してみると、見る意識が切り替わって、「ここはこうした方が面白い気がする」「ここはちゃんと書いておきたい」になっちゃって、あらがわず書いて行ったら、こんな長さになってしまいました。
同人誌にまとめたい野望があるので、正直この長さは本当に頭が痛いんですが、雲はもう書きたいだけ書こうという結論になってしまっているので、これからもSSが増えたり知れません。リアルタイムで更新を追って下さっている方には混乱を招きやすいかと思いますが、時系列に逆らったり、脈絡のなかったりするSSを更新することは多分ないので、うまくお付き合いくださったらいいなあと願っております(゜ω゜;)
あせらなきゃ、雲を書くのは楽しいんだ。苦しいけど。面倒だけど、さあ、続きをかこう~。でもまず寝るか……
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