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王子姫MEMO

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2024.10.20 (Sun) Category : 

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移動してきた駅に荷物の話。

2007.06.07 (Thu) Category : 過去ログ

本来こっちに置くべき記事を日記に入れてしまったので移動。
眠かったからって、誤字もひどいなー。

 


今日帰り、プラットホームの一番はじに行こうとしました。
そのほうが空いてるので。
で、誰もいなくて、それはいいんだけど、なぜか紙袋だけがふたつ置いてありました。
まわりに持ち主らしいひとはいません。
なんか中身ぎっしり詰まってるみたいで…ガムテープとかで口がふさがれていました。
いかにも「不審物」。
なので、こわくなって近くへいくのをやめました。
わたしはカシコイ!

こういうとき、サリン事件を思い出します。
正確には、ひとりの駅員さん…だったかな?
何人もの人が体の異常を訴える事件中、その原因と思われる不審物を取り除いたひと。
そして亡くなられたひと。

ただ仕事だったからかもしれないし、彼自身が不審物に対して、死に至らしめる危険性を想定していなかっただけ、かもしれません。
そんなに大仰に言うことではなく、危ない花火を片付けるくらいの気構えのことだったのかもしれません。

その場にいなかったものとして、事実に対して美化しすぎたり夢を見すぎたりすることは好きじゃありません。
そういった姿勢はさまざまな事実を曇らせると思うので。
(物語を書く上ではとても有用な気がするけど…)

でも、人がデフォルトで持っている優しさ。
マザーテレサみたいな、キリストみたいな激しい愛とかじゃなく。
(一種不自然だと思う。生き物として)

救急車が通ったら、道をあけます。
あけないひともいるかもしれませんが、たいていはみんなあける。
まあそもそも決められていることですから、たいした話じゃないんですけど。

ただ道をあける。一歩下がるその事実。

道をあけた人の中には、救急車に誰かが乗っていていま苦しんでいるなんて、想像もしなくて、ただ「決まりだからよけた」だけなのかもしれません。
それにたいして「やさしい!」とか思うのは間違ってるのでしょう。
でもこころなんて見えないからそれで十分だと思うんです。
彼は、サリンをどけた。その事実。
事実でしか人を見ることはできないですですです。…ワタシ限定にしといたほうがいいか!

ちょっとした要素が入れば、こういうのは簡単に崩れると思います。
自分の利益とかそういうの。
第三者に優しくなんてしてられない状況。
それでいいとおもう。そうあるべきだとおもう。
わたしは自分の幸せを求めるひとがすきだから。
わたしの大好きな人たちが、自分の身を守ることを放棄してまで誰かにやさしくなんて、してほしくないです。

ホームに落ちた酔っ払いを助けようとして死んじゃったひと。
日本中が涙したとか煽ってあったけど。
わたし、自分の兄があんなことして死んだらきっと、罵ってた。
それよりあなたが生きていて欲しかったって。

結論でないな。やさしさってなんだろなあ(´・ω・`)
きっと知ってるんだけど、定義づけようとするとどれもうそ臭いな。
表現力の限界なのか、そもそも表現しようとすることが野暮なのか(台無し

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