雲というか小説的な話
2010.04.06 (Tue) | Category : 過去ログ
月産２ページという事実に愕然としている黒作ですこんばんは！
えっと、文章についてご指摘を頂きまして、返信不要とのことだったんですが、これは説明があったほうがいい（というかわたしがしたい）と思ったので、言い訳をば……！ きっと他にも同じように感じられている方がいるはずだし(;・ω・)
結論を先にあげておくと、「自分の好みを優先させ、その場合にもっとも適当な言葉を選ばないことがある」ってことです。
といってももちろん「好きだからこうしている」の範囲におさまらない場合は「まちがい」だと思いますし、用法を間違えて内容について間違った理解をさせたり、また書き手の持つイメージをうまく伝えられずに読み手の方の育てているイメージと遠く離れてしまったりするのも、望むところではありません。
なので、ちょうどいいのでご指摘いただいた文章を例に自分の萌えを語らせていただこうと思います！ ご指摘のほうが正しく適当であると思うので（違和感を抱かせない、一般的な表現という意味で）、黒作の萌えが許される範囲かどうかは、どうぞみなさんでご判断くださいませ<(_ _)>
わかりやすさを求めた上で、自分の好きな言葉を使おうと思っているんですが、わかりやすさが損なわれているんじゃ自分としても不本意なので、もしなにか感じられた方は教えて頂けるとありがたいです。今回のご意見もとても参考になりました。
ではでは、くわしくはたたみにて。
「こういうつもりで書いてたからこれで正しいんだもん！」じゃなくて、「こういうのが好きでこんなつもりで書いてるよ」って姿勢ですと強調してみる！
言葉に持つ印象ってひとそれぞれですよね。こういう話題、大好きです。表現は、本当にそのひとの一面が表れると思います。わたしは素直そうな姿勢を見せて頑固、とかね！ 口では色々言いつつ実際はチキン、とかね！！
#263より
「家族のように近くいたけど」
→これは「家族のように近くにいたけど」という指摘だったのか、な……？ すみません、わたしはこの文章に違和感を持たないので、わたしがズレているのかも。
とりあえず「家族のように近くにいたけれど」で、にを繰り返すのが、この場合は引っかかったので、このようにしました。
「でも誰にもたれたりしない」
→誰にももたれたりしない、誰にもたれたりもしない、誰にももたれたりはしない、のほうがより適当だと思われますが、わたしは「も」も「は」も入れたくなかったんですね。うまくいえないんですが、入れた場合クロースのリルザに対する欲目を感じてしまってしっくりこなかったのがひとつ、あとはあの段落（でいいのかな？）６文を一気に読んだ時に、ないときのリズムのほうが自分の好みだったからです。
「ガルディスがくわっと眉を吊り上げて牙を剥き出して吼える」
→牙はどうなの、ということでした。ここはかなりまんが的なアレをイメージしていまして、コミカルさで嫉妬の醜さを中和したかったというのが狙いでした。またガルディス自身がそう意図していたということもあります。
ガルディスに犬歯はないんですが（ないのか）あるほうがなんとなくそれっぽいので自分で落書きしててもよく牙が生えています。超どうでもいいですね。
ついでに「眉を吊り上げて」「牙を剥き出して」と続くのもくどいですねって自分で言ってみる。
「僕らを使い分けているとそういう姿勢があった」
→これに違和感を感じたが正しい言葉がわからない、ということだったんですが、実はわたしも若干違和感が（おいいいいい） 多分これ、正しいのとかなくて、違和感をなくすにはそもそも組み立てやら表現やらから変更しなければならない気がします。
でもこういう表現が好きなようで、雲のそこかしこにこういう文章があるはずです(;´ρ｀)
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